エーグル・ドゥースのマカロンがうまかった

エーグル・ドゥース

目白に、エーグル・ドゥースというスイーツ店があります。私は、この店の前を初めて車で通ったときのことを覚えています。
なにやら、とてつもなくシャレオツな外観のお店の中に、女子たちがひしめきあっていまして、

「なんだろう、あそこ。有名なお店なのかな」

と思いました。
その後、何度その店の前を通っても、いっつも混みあっています。銀座や新宿と比べると、断然人通りの少ない目白で、あれだけ集客したら大したものだと思っていました。
そんなふうに、気になるお店ではあったのですが、私は、その店がなんという店名の何屋さんなのか、あまりよく分かっていませんでした。最近、それを正確に把握したのは、歩いて店の前を通る機会が何度かあったからです。

エーグル・ドゥースには、夢のようにかわいらしく、美しいお菓子が並んでいます。店の外から眺めても、ただならぬシャレオツ・スイーツ店であることが分かります。
正直なことを言いますと、私は店内に踏み入ったことは、一度しかありません。その「一度」のときも、何も買わずに、「なんてまあ、ステキなお店であることよ」と思っただけで出てきました。
お店の中のケーキは、みんなキラキラしていて、どう考えても私のようなものにはふさわしくありませんでした。お値段的な部分も、あんまし私にはふさわしくありませんでしたね。ケーキとしては「ちょい高」の値段です。東京の、高級スイーツ店だと思えば、びっくりするほど高くもないですけど、なんとな~くで買うお値段ではないように思います。ギフトか、自家用なら「今日は少し贅沢しよう」くらいの気合で買うようなお店だと思います。

で、私は、たった一回の入店で、何も買わずに出てきたわけですが、お客層とお値段帯と、商品傾向はちゃんとチェックしてまして、「いつか、ここでギフトを購入することもあるかもしれない」と思っていました。
そんな、「私にはふさわしくないです恐れ多いですへへーー」と思ったお店のスイーツを、なんと人様から頂戴いたしました。

どうよ。この可愛さ。
エーグルドゥース フルール
お花の形をしています。緑のリボンが、葉っぱみたいな演出になっています。

「フルール」という名前のお菓子らしい。
エーグルドゥース フルール

「フルール」というのは、花の形から付けられた名前だと思いますけど、モノとしては何かと言えば、これはマカロンでしょうね。
エーグルドゥース フルール

真ん中にクリームが挟まっています。
エーグルドゥース フルール

この可愛いフルールちゃんを目の当たりにしまして、私はこう思ったのですよ。
「あ、このお菓子はステキだけど、多分私の苦手なヤツだ」
と。

私は無粋な女で、マカロンのおいしさと言うものが、実はよく分からないのです。マカロンのおいしさも分からないし、昨今のマカロンの、あの気の狂ったような高いお値段も理解できません。なので、「高いんだろうな~、大したことないのに」という食い物だな、フルールも、と、思ったのです。

実際に食ったらですね、甘かったですね。
もうちょっと甘さ抑え目かと思いきや、結構ガツンと甘かったです。他の店のマカロンと比べても、甘い方だと思います。
しかし、何のなせる技だか不明なのですが、驚いたことにはうまかったです!

ん~甘いんだけどな。私基準だと、完全に甘すぎなんですけど、「うまい」と言うしかありません。
おかしいな。なんでうまいんだ?
どこがどうだからうまいんだろう?
分からん。
なんか、秘密のうまみ成分があるのだろうか。

なぜうまいのか、説明できなくてすみません。
しかし、うまかったことはたしかです。自分の基準をひっくり返されたようで、かすかに不満です(←素直に喜べよ)。

マカロンの皮?がうまいのか、中のクリームがうまいのか、それすら分かりません。強いて言うなら「両方」です。
う~ん。なぜか納得できていないうちに褒め言葉が並んでしまうな。

でもね……やはり自家用には私は買わないと思いますね。うまかったけど。
自家用に買うなら、人が来るときのおもてなし用にする場合だと思います。

そして、うまかったけど、そんなにたびたび食べなくてもいいです。
数年に一度くらい、
「おかしいな~~なんでおいしいんだろう」
と思いながら食うのがいいような気がします。