貝殻の香油漬け
ポプリの要素があまり無いのですが、こちらのポプリの本にヒントを得て作ったので、記事にしてみました。
元ネタは、「香り貝のウィンドチャイム」
この「貝殻の香油漬け」の元ネタとなったものは、上記のポプリの本に載っている「香り貝のウィンドチャイム」というものです。
これは、貝殻をウォッカと香油を混ぜたものに漬けて香りをしみこませ、「良いにおいの貝殻」を作り、それをモビールみたいにつなげてぶら下げて、風が吹くとカラカラ音がして良い香りもする、というもので、その作り方が書いてあります。
私は、初めてその作り方を読んだ時から、なんとなく心惹かれるものはあったのですが、貝殻に香りがどのくらいしみこむものなのか、それがどのくらい保たれるものなのかがあまり想像できず、すぐに実作しようとは思いませんでした。
しかしこの度、たまたま手元に貝殻と、早く使ってしまいたいアロマオイルと、ほんの少しだけ残っているブランデーがあったもので、似たものを作ってみようかと言う気になりました。
使用したもの
- 貝殻……7個
- アロマオイル……3種類
- クローブ……1個
- ブランデー
- 空き瓶
空き瓶に、すべての材料を入れる
用意した空き瓶に、クローブを一個入れて、
そこにブランデーを注ぎます。
ウォッカと違って、ブランデーはそれ自体の香りが強いですが、自分としてはブランデーの香りは好きなので、大丈夫ではないかと言う思ってやってみました(結局、悪い結果にはなりませんでした)。
ここに、アロマオイルを加えました。使ってしまいたかったイランイランと、ベルガモットと、ミントのオイルを入れました。ブランデーとオイルの割合は、元ネタのウィンドチャイムのレシピが「酒24:オイル1」なので、それに倣うことにしました。
オイルは、イランイランを主にしたので、非常に強引なイランイラン香になり、これで大丈夫なのか……でもまあダメだったら後にほかのオイルを足して調整すればいいか……とか思いながら作りました。
このような強引なイランイラン香の中に、下のような貝殻を入れます。
ちょうど、貝殻が全部漬かるくらいに、ブランデーとオイルを足して、そのまま漬けます。
この状態で、熟成を待ちます。
3週間くらいで、良い香りになった!
香油漬けにした貝殻を、週1くらいのペースで開封して、香りを確認していきました。最初の1~2週間は、当初の「強引なイランイラン香とブランデー香」のままで、本当に別のオイルを加えようかと思っていました。
しかし、3週間目に開封してみたら、それなりに香りがマイルドになってきていて、「このままで良しとしよう」ということになりました。
で、香油漬けの貝殻を、ここからどうしようということを、私はまだ決めていません。
元ネタのように、ウィンドチャイムにするつもりは無いので、別の飾り物に仕立てるか、あるいは現状のままで「見た目のきれいな香油瓶」として持ち続けるかのどちらかになるかと思います。
とりあえず現在は、たまに開封して良い香りを楽しんで、貝殻が使っている様子を飾って楽しんでいます。