レモンの皮のポプリ
レモンの皮を乾かすだけのポプリを紹介します。
正しいポプリストには、「それはポプリじゃないです」と言われそうなレベルの簡単ポプリです。工程は、ほぼ「レモンの皮を乾かす→できあがり」です。
熟成の工程を省いたポプリですので、それでは面白くないと思われる方にはお勧めしません。
私は、果皮が余ったようなときに、よくこんなポプリを作ります。
以下、作り方になります。
レモンの皮を長く剥いて乾かす
こちらを参照し、「螺旋型」の切り方でレモンの皮を長く剥いて乾かします。3~4日くらいで、下の画像のようになります。
乾いたレモンの皮を、好みの容器に入れる
乾かしたレモンの皮を、好みの容器に入れます。
どんな容器に入れるのも、どんな格好でいれるのも、本人次第です。長いままスティック型芳香剤みたいにボトルに立ててみたり、長いものを器にぎゅうぎゅう詰め込むようにしてみたり、使う容器との兼ね合いで決めると良いです。
一例として、私が作ったものの画像を出します。
まず、縦長のガラス瓶と、ラフィアを用意しました。
ラフィアを瓶の口のところに結び、スクリューを隠します。(スクリューが気にならない人は、隠さなくてOK)
この瓶の中に、長いレモンの皮を押し込みます。無理やり押し込むくらいの感じで入れてみました。
これも好みですが、私は瓶の中がぎっしりなるより、少し余白がある方が良いと思ったので、ところどころ空間があるくらいの量を入れています。
また、私はたまたま細長い瓶を使っていますが、もっと胴の太い瓶でも、丸い瓶でも、どんな形でも好きなように使えば良いと思います。
基本的には、このまま飾って出来上がり、です。
作り立てのころは、そばを通るだけで柑橘の香りを感じられます。
近づくだけでは香らなくなったら、どこか一か所の皮を折ったりちぎったりすると、また鮮やかな柑橘香がたちます。
この状態で、何年も飾る人もいるのですが(結構何年も香りますので)、私個人の感覚としては、
「6か月たったら、処分することを考え始める。(6か月よりも前でも、香りや見た目が大いに損なわれたら処分する)でも、捨てるのが惜しいと思っているうちは、簡単には捨てたりしない。しかし、どんなに大丈夫そうでも、1年たったら思い切って処分する」
という風に考えています。
好みで、エッセンシャルオイルを入れる
これは好みで入れても入れなくても良いです。何か柑橘系の香りのオイル、例えば、ベルガモットオイル、レモンオイル、オレンジオイル、シトラスオイル、などを、ほんの一滴、皮の上のどこかに落とします。
私の場合は、常時使ってしまいたいオイルが何かしらあるもので、オイルを入れることの方が多いです。