ローズマリーの栽培・利用情報

ローズマリーは、栽培容易で、自分で育ててポプリ材料にすることが簡単にできるので、栽培情報と、ポプリ以外のものに利用する方法の記事を設けることにしました。

ローズマリーの植物データ

ローズマリーは、シソ科の植物です。タイムや、バジルなどと並んで、一般的によく知られる、代表的なハーブの一つです。

細かな、細長い葉がびっしりと付いていて、ドライハーブとして販売されているのは、この部分です。しかし、香りは、花にも、茎にも、全体にあります。
ローズマリーの香りは、清涼感があり、料理や、ハーブティー、入浴剤、ポプリなどに使用されます。樟脳に似た香りで、品種や個体により、樟脳臭が強すぎると、「くさい」と感じることもあります。

ローズマリー 基本データ

  • シソ科マンネンロウ属
  • 学名:Rosmarinus
  • 英名:Rosemary
  • 和名:マンネンロウ
  • 原産地:ヨーロッパ南部(地中海沿岸)
  • 多年性
  • 常緑低木
  • 花言葉:行動力、勇気

常緑ですので、一年中緑が絶えません。しかも栽培はいたって簡単で、家庭で盛んに栽培されているのも頷けます。株が多少大きくなってくると、根本は木質化し、滅多なことでは枯れません。

ローズマリーの樹形は、大きく分けると立性、半匍匐性、匍匐性があります。いずれのタイプにも香りはありますので、植える状況でふさわしい形を選べます。

ローズマリーは気軽に育てられる

ローズマリーは非常に強い植物ですので、かなり気軽に育てられます。私など基本的には「ほったらかし」です。それで困ったことは一度もありません。
日向で乾燥気味に育てることだけは意識していますが、本当にそれだけです。

ローズマリーは薬品いらず

ロ-ズマリーは、病虫害にも強く(虫が匂いを嫌うのかも?)、私は薬品を撒く必要性を感じたことがありません。ほかの植物に薬品を使うときに、ついでにローズマリーにも与えることがありますが、それすら無意味ではないのかと感じています。

ローズマリーの耐寒性は?

ローズマリーには、ある程度の耐寒性があり、-5度くらいまでなら耐えられます。私は東京在住ですが、ベランダで越冬させてしまいます。-5度を下回る土地ですと、冬は屋内に取り込む必要があります。


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ローズマリーの育て方

ローズマリーは、種も売っていますし、苗でも売っています。手間がかからないのは「苗」の方です。
園芸書など読むと、「ローズマリーは、発芽率が悪いうえに、発芽に時間がかかるので、苗で購入する方が賢い」と書いてあることがありますが、私もそう思います。

私は、体験的に発芽率は、そう低くないと思っているのですが(なぜなら、うちのローズマリは、こぼれ種から普通に発芽するのです)、成長過程がどうも気まぐれで、ある程度の大きさに育つまでに結構待つことになります。

安定した株を、手っ取り早く自分のものにしたければ、やはり苗を買うのが良いと思います。なので、ここでは苗を購入して、植えつけるところから解説します。

春か、秋に植え付けるのが最適

園芸教科書的には、春か秋に植えつけるのが最適ですが、ほかの季節にできないものでもありません。むしろ、現実には、通年可能です。

苗を購入してきたら、土と鉢を用意し、植えつけます。地植えでももちろん大丈夫です。地植えの方が勢い良く育ちます。ただし、冬に-5度を下回る土地は、冬季は屋内に入れるため、鉢にしておいたほうが楽です。

植え付け時のポイントは、根を崩さないこと。ローズマリーは、環境変化を好みません。
置き場所は、日のよく当たる、風通しと水はけの良い場所がベストです。

ローズマリーは、日向に置くぶんにはご機嫌で、真夏の直射日光にも耐えられます。しかし、半日陰くらいでも十分に成長してくれます。
地植えにする場合には、軒下など、雨が当たらない場所が良いと思います。雨にさらされると、株が過湿でいたむことがあります。

用土は、弱アルカリにする

土は、簡単に済ませるならハーブ用土を使うのが一番手軽です。「ローズマリーに使える」と明記のあるものか、「弱アルカリ性」と記載あるハーブ用土が適しています。
もしくは、培養土(特にハーブ用で無いもの)の酸度を石灰で調整するなどしてもOKです。

土のブレンドが苦にならないなら、ご自身でブレンドして試すと良いです。
ちなみに、私は、赤玉土6:腐葉土4という、すご~く普通の土でやってしまいます。(赤玉土は、中性~弱アルカリ性です。私は、ヨーロッパ産の植物は、ほぼ赤玉土で済ませます)

水やり

ローズマリーは、乾燥気味に育てます。水は、「乾いてからたっぷり」という、鉢物の水やりの基本どおりですが、「乾いたかな」と思ってから、さらに2~3日置いてからやるくらいがちょうどいいです。

肥料

肥料をやると、香りが落ちるので、やらない方が良いとされています。ただし、花をたくさん付けたい場合は、肥料があった方が良いです。

開花は5~6月 11月~3月

ローズマリーは、一般的には紫・青などの花を付けます。品種によっては、白やピンクの花を付けるものもあります。
花の咲く時期も、品種により異なり、ものによっては四季咲きで、一年中咲いているものもあります。

ローズマリーの収穫

株がある程度大きくなったら(根本に木質化の兆しが現れたら)、いつでも収穫は可能です。葉の穂先を枝ごと切って収穫します。

ローズマリーは、挿し木でも簡単に増やせる

ローズマリーは、挿し木でも簡単に根付きます。ものすごく適当に挿しても付くので、身近にローズマリーを育てている方がいる場合は、「一枝ください」と頼んでもらってきて、とにもかくにも土に挿してみると良いでしょう(ローズマリーは、放っておいても大株に育つので、もてあましてしまている方が多く、頼むととても喜んで一枝も二枝ももらえることが多々あります)。

ほんのきれっぱし程度の枝を、土にムズッと挿すだけでも付くので、ここでは特に挿し木の方法は解説しません。

挿し木以外の方法では、「水挿し」がありますが、これも特に難しいものではありません。コップなどに水を入れ、ローズマリーの枝を挿して、数日待つと根が出てくるので、発根を確認してから土に植える、というだけのことです。(私は、ローズマリーもミントもこの方法で何度も増やしています)

ローズマリーの利用方法

ローズマリーの主な利用方法は、

  • お料理に使う
  • ハーブティーにする
  • リースなどの仕立てに使う
  • 入浴剤にする
  • 乾かしてポプリにする

ローズマリーの花も、乾かしてポプリに入れられます。乾かすとずいぶん小さくなりますが、自家栽培ならではの楽しみですので、おすすめです。

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