てっせん
てっせんは、一重の方が一般的です。しかし、最近は色々な咲き方の品種があります。
ポプリを作る、という観点からは、画像のような八重咲きの方が、一度に作れる嵩が多いのでありがたいです(ほんの少し多いだけではありますが)。
このてっせんは、花弁を触った時に、水分の少なさを感じ、簡単に乾かせるだろうということがすぐに分かりました。
てっせんは、花弁を一枚ずつ外して乾かします。
「ポプリにしやすそうだな」と感じる花は、だいたい少ない日数で乾き、フレッシュなときの色がかなり残るものです。
このてっせんは、たった4日で乾きました。
乾いてみたら、花弁が巻いて、裏弁の白がだいぶ目立つようになりました。特に、小さい花弁ほど丸まって裏弁が出ています。
その結果、青紫と白がまじりあう素材になりました。
もしも、全部裏弁しか見えなくなっていたらがっかりしたと思うのですが、このくらいの色合いなら、白と青紫のコントラストも面白いと思います。
香りは、無香です。フレッシュの段階から無香だったので、これは予想通りです。