黒文字（楊枝）

黒文字の木は、自然林にもあり、庭木にしている家もあり、切り花の流通もアリな樹木です。なので、切って乾かすところから自分ですることもできます。が、手軽なのは、黒文字の楊枝を買ってくることです。

上の画像は、さるやの楊枝ですが、その辺のスーパーにも、100均にも売っています。また、和菓子についてくる楊枝が黒文字の場合があり、そういうものを私はポプリに流用します。
黒文字の楊枝を買うときは、ただの爪楊枝ではなく、「黒文字」「クロモジ」と書いてあるものを買いましょう。

でも、文字で確認しなくても、青い皮のついた楊枝なので、見た目に「クロモジだ」とすぐ分かります。

黒文字が楊枝に使われるのは、「良い香りがするから」という理由が大きいです。黒文字はほのかに芳香があるのです。

甘さのある樹木の香りに、柑橘香のような、わずかな刺激のある香りが含まれているように感じます。

私は、黒文字の楊枝をポプリに入れるときには、二つか三つに折って、オイルを入れるときには楊枝にオイルをしみこませます。保留剤として使うこともあります。