オンシジウム
オンシジウムは蘭の一種です。
昔は高級花でしたが、最近は気楽に買える値段になりました。私は花の稽古によく使うもので、家に持ち帰る機会がたびたびあります。
オンシジウムは、フレッシュのときから香りはありません。なので、ポプリにするなら色どり用の素材になります。
つまり、色がきれいにできなかったら失敗、ということです。
オンシジウムを、花首から切ります。
紙の上に重ならないように並べ、乾かします。
乾くのにかかった日数は、4日ほどでした。かなり早い部類です。
乾いた結果、下のようになりました。
香りは無香。変な癖のある匂いが出てこなかったのは良かったです。
問題はこの色なんですが、これは「キレイ」と捉えていいのか?
……もう少しきれいな黄色が残れば良かったのですが、実に微妙な色になりました。
しかし、結局私はこれを捨てずにストックすることにしました。何かのポプリの色どり用に使います。
「色がちょっとアレだけど、失敗とはみなさない」とした理由は、一目でオンシジウムとわかる形に乾いたからです。
↑これは、オンシジウムを知っている人ならわかってもらえます。それはつまり、「蘭が入っている」とわかるポプリにできる、ということです。
もう一回作るかどうかは分かりませんが、とりあえずポプリ材料としてキープしておきます。