スミレ
雑草のスミレです
このスミレは園芸品種などではありません。雑草です。
勝手に生え出した雑草なのですが、きれいなので抜かずに放置していたら、ずいぶん増えてしまいました。増えたのを見て、「そうだポプリにしよう」と思い立ちました。
スミレは、芳香があります。たしか、「ニオイスミレ」というとてもよく香る種類があるはずですが、画像のスミレはそうではありません。でも、芳香はありました。私が持っているスミレの香水と同じ香りでした。
スミレでポプリ材料を作る
スミレを乾かすときには、一個丸のまま乾かす方が良いと思います。花弁は一枚ずつ外せますが、そうして乾かすと、ものすごく小さくなりすぎて、扱いにくいと感じました。なので、私は丸のままでいきます。
下の画像の赤線のところを、鋏で切ります。
つまり、ただ花を茎から切り離すだけです。
そうして切った花を、紙に並べて乾かします。
↑このような、スミレらしい花の形が残ってくれたらいいなと思いましたが、そうもいきませんでした。
6日間乾かして、上のようになりました。
小さく縮んだので、花の形はスミレとはわからなくなりましたが、色はきれいな紫色です。肝心の香りは、フレッシュなものと比べるとずいぶん薄くなりましたが、ちゃんと残りました。
香りだけで言うと、十分に主材料になり得る良香です。しかし、縮んでしまうので、ある程度の量を作ろうと思うと、相当たくさんのスミレを摘んでこなければなりません。私の環境では、それだけの花数をあつめられると思えないので、ちょっとアクセントに入れる程度の材料として使うことにします。
大量のスミレを乾かして、全体の9割ほどがスミレのポプリを作ったら、さぞいい香りだろうと思います。