ポプリ材料の乾かし方4……果皮の乾かし方:柑橘類
柑橘類の果皮の乾かし方
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、みかんなどのかんきつ類は、果皮を薄くむいて乾かし、ポプリ材料にすることができます。
オーソドックスな乾かし方
オーソドックスな乾かし方は、下のように薄くむいて乾かします(下の画像はレモンの皮です)。
なるべく、皮の白い部分を残さずに剥いた方がきれいに出来上がりますし、早く乾きます。
飾り切りして乾かす
好きな形に飾り切して乾かすこともできます。
↑例としてハート形のレモンの皮の画像を貼っておきます。
このほかのいろいろな切り方については、こちらを参照ください→レモンの皮、みかんの皮
クローブを挿して乾かす
この方法は、熊井明子さんの本に載っているのを見て(ハート形に切ったオレンジ皮の真ん中にクローブを挿していたと思います)、たまに真似して作ります。
私の場合、この方法で乾かすときは、最初から「これこれの目的で使おう」と決めて作ることにしています。つまり、なんとなくクローブを挿して乾かすということはありません。しかし、作っておくと便利だと思う人は、作ってストックしておくと良いと思います。
一応作り方の画像を出しますと、柑橘類の皮に爪楊枝などで小さな穴を開けておきまして、
そこにクローブを挿します。
好きな間隔で、好きな数だけ挿します。
このまま乾かして、出来上がりです。
柑橘類なら、ほとんど作成可能
柑橘類なら、ほぼすべての種類がポプリ材料にすることが可能です。洋柑橘だけでなく、文旦、スダチ、ハッサクなどでも同様に作れます。
柑橘類の果皮は、そのまんまの香りになる
柑橘類のポプリ材料の香りは、大体その果実の香りや印象と同じものができあがると思ってまず間違いないです。レモンの皮の香りは鋭い酸味を感じさせ、オレンジの皮は甘味を持った香りです。スダチやカボスなら、和を感じさせる渋みを含んだ柑橘香になります。
柑橘類は、失敗知らず
柑橘類は、種類を問わず1~2日で乾き、失敗することもほぼ無く、家で食べるときにゴミにするものから作れますので、手軽に作れる材料です。
入手した柑橘の皮をすべてを乾かしていくと、花のポプリ材料よりもかなり簡単に溜まっていきますので、なんだか一年中「柑橘メイン」のポプリを作るハメになったりします。