レモンの皮
レモンの皮でポプリを作る
レモンのような、買いやすい果実の果皮をポプリにするのは、そのためにわざわざ買ってこなくても、お料理に使ったついでで良いと思います。
↑すごく普通に、揚げ物かなにかに絞るために買ったレモンです。ポプリにするためだけに作るのであれば輸入物でも良いですが、もし自家製ハーブティー加えたりするビジョンがあるなら、国産の、皮を食べても大丈夫なものを使います。
レモンの皮をポプリにするのは簡単です。皮をむいて、それを自然乾燥、です。ものすごく薄くむくと、2~3日で乾きあがります。
香りも良く残り、色・香りともにフレッシュなレモンを彷彿とさせます。香りはかなり長く残り、薄くなったと思ったら乳鉢で少し砕くと、また新たに香りが立ちます。
当サイト内で紹介したレモンの皮を使ったポプリ
- レモンの皮とミントのポプリ
- レモンの皮のポプリ
- 柑橘類の皮で作るポプリ→シトラススティックポプリ
レモンの皮を、ただ薄く剥いて乾かす(スタンダードな方法)
レモンの皮の形を飾り切りのようにすると見た目にも楽しいポプリ材料になりますが、まずはすごくスタンダードなむき方で乾かした画像を貼ってみます。
↑レモンの表面を、薄くそぐようにして乾かしたものです。
ほかの材料と混ぜ合わせてポプリにするときに、特にレモンを目立たせる必要が無いときは、こんな風にむきます。
可愛いパーツにしたい、と思ったら、ハート型とか星型に切って乾かすと面白いです。レモンをメインのポプリにするなら、簡単でダイナミックに見えるのは「螺旋型」です。下に、いくつか例を出します。
レモンの皮のいろいろな切り方
ハート形
レモンの皮を、ハート形に切って乾かします。
私は鋏で切りますが、型抜きみたいなものを持っている人は、それを活用すればきれいに形をそろえられると思います。
このように形を付けて切るのは、上の項のようにぺらぺらに薄く剥いたらできません。皮の白い部分を付けて剥いて乾かすことになります。
私は、この白い部分を残して乾かすのがあまり好きではないために、飾り切りを好みません。でも、飾り切りした方が人の受けは良いので、たまにやります。
ハートに切ると、下のように、ハート型の皮と同じくらいの量の切りくずが出ます。
勿体ないので、この切りくずも乾かしてポプリ材料にします。
飾り切りの場合、皮が厚めな分、乾くまでに要する時間は少々長めになります。が、3~5日くらいで十分に乾くと思います。
↑乾きあがると、このようになりました。
三角型
皮を三角形に切って乾かします。これも、皮の白い部分を付けて剥いたものを使います。
直線的のカットだけで切れるので、上の項のハート形よりも簡単で、皮の切りくずがほとんど出ません。
↑三日くらいたつと、このように乾きます。白い部分を付けた厚い皮なので、よじれたりせずに、最初に切ったときの三角形のまま、ほとんど変わらない形で乾きあがります。
螺旋型
レモンの皮を、りんごをむくときのような方法で長い一本の皮になるように剥いて乾かします。
↑この皮を長いまま乾かします。うちでは長い皮を広げておくスペースが無いので、窓際に吊るして乾かしています。
これが、乾いていくうちに、乾いて縮んでくりんくりんになってきます。
3日から5日くらいで、下のようねじれた状態で乾きあがります。
これを長いまま使うこともできますし、小さく切って使うこともできます。長いまま、スティック状に立てるポプリなど作ると面白いです。
私は、とりあえず長いままとっておき、必要に応じて切ることにしています。
リング型
輪切りにしたレモンの、皮の部分だけを乾かすと、リング型になります。
乾いていくうちに、形がよじれてしまうことがあります。よじれた形も面白いと思うのですが、もしきれいなリング型にしたいと思うなら、よじれ始めたと思ったときに形を整えて、円形になるようにすると良いです。
手で整形したり、
ちょうどいい大きさの丸い筒状のものにはめて長時間置いたりすると、
↑このくらいまで円形に直せます。