バラ(ピンク)
バラ(ピンク)
少し頼りない感じのバラです。なぜなら、花屋から買ったものではないからです。うちの実家の庭から切ってきました。
なさけない感じのバラでありながら、なぜか香りは悪くないので、ポプリ用にもらってきました。
バラでポプリ材料を作る
私のバラの乾かし方はいつも同じです。花弁を一枚ずつばらして、白い紙の上に重ならないようにして並べて干します。
薄い色のバラを扱うときは、花弁を傷つけないように、特に注意します。傷がつくと、そこから茶色くなったりして、出来上がりが美しくなくなる原因になります。
乾かしている間にも、良い香りがしていました。
12日ほどで、下のように完全に乾きました。
バラに限らず、花を乾かすと色が凝縮して濃くなることが多く、もともとの色は「ちょっと薄いかな?」くらいの花が一番きれいなポプリ材料になる気がします。
このバラは、最初はいわゆるローズ香で、乾くにつれてそれが少し重たい香りになっていきました。つまり、フレッシュ時代のさわやかさは失われましたが、バラとしての芳香はしっかり残った状態です。
いろいろなポプリの主材料に使えます。
バラ(ピンク)の、使い方や香りの効果
- 相性の良い材料(花・葉)……ラベンダー、ジャスミン、ヘリクリサム、マリーゴールド、アザミ、ローズゼラニウム、フジバカマ、カーネーション、アジサイ、梅、カモミール、ホップ、ベルガモット、スミレ、スイカズラ、ハイビスカス、シダ類、杉、バラの葉
- 相性の良い材料(果皮)……レモンの皮、オレンジの皮
- 相性の良い材料(ハーブ)……ミント、レモンバーベナ、ローズマリー、マージョラム、セージ、ローリエ、タイム、バジル、ウッドラフ、レモングラス
- 相性の良い材料(スパイス)……メース、シナモン、クローブ、オールスパイス、バニラビーンズ、トンカビーンズ、カルダモン、コリアンダー、スターアニス、ナツメグ
- 相性の良い材料(保留剤)……ビャクダン、パチューリ、ベチバー、乳香、安息香、没薬、オリスルート
- 相性の良い材料(オイル)……ローズオイル、ネロリオイル、ムスクオイル、ラベンダーオイル、パチューリオイル、ローズウッドオイル、ミントオイル、シダーウッドオイル、ローズマリーオイル、ベチバーオイル、アンバーグリスオイル、ガーデニアオイル、ミューゲオイル、チュベローズオイル、ライラックオイル、カモミールオイル、ジャスミンオイル、ゼラニウムオイル
- バラ(ピンクには限らず)の香りの持つ効果……人の気持ちを高揚させる
バラ(ピンク)の私のレシピ
※過去に自分が作って、悪くなかったと思っているレシピです。
- バラ(ピンク)1カップほど、ジャスミン大さじ2ほど、ローズゼラニウムの葉大さじ1ほど、オリスルート小さじ1ほど、メースひとかけら、ミント1~2枚、ビャクダン一片、ローズオイル
- バラ(ピンク)1カップ弱、マージョラム少々、セージ少々